どんな失敗しますか?
洋裁はハンドメイドの中でも短期集中型の作業ではないでしょうか。 集中してやらないと失敗して取り返しのつかないことにもなるので、ほとんどBGMもなく、テレビもつけません。
私がよくやる失敗は裁断した後で糸しつけをつけてあるにもかかわらず、表と裏を間違えて縫い付けてしまうことです。 表と裏の違いが一目でわかる生地ならまだ大丈夫なのですが、糸しつけだけが頼りなときは要注意です。 この失敗を防ぐためにも、糸しつけはどもパーツにもつけます。
もっとも恐れている失敗は切れるものを使うときです。 はさみで裁断するとき、リッパーで穴を開けるとき、ロックミシンで切りながらかがるときに切ってはいけない部分まで切っちゃったら最悪。
一度、ボタンホールで最後にリッパーで切り目を入れるとき、勢い余って前はしまで裂いてしまうという大失敗をしたことがあります。 こんな失敗をしたら泣くに泣けません。 一旦はごみ箱に放り込んだものの気を取り直して、リボンをあてて縫い付け、前で結ぶデザインにしてなんとか取り繕いました。 子供の服だからまあいいか、ということで。
この他、生地が足りなくなって、デザインを変えるということはよくあります。
長ズボンがハーフパンツになったり、長袖が七分袖になったり、まあ、そのへんはアバウトです。
暖かい裏地をつけよう
春夏物のソーイングはほとんど一重ですが、秋から着る服には裏地が付いたものが多くなってきますね。
フリースは一重でも大丈夫な冬素材の代表選手ですが。
寒いときは暖かい裏地をつけるに限ります。 ボアやスエードっぽい素材は縫うとき、厚くなってたいへんなんですが、シンプルなデザインにしてひっくりかえして端ミシンという手もあります。 こうするとリバーシブルにもなるのです。
つるつるとしたキュプラにもいろいろ種類があるんですよね。 付いているタグを見ていると、あまりの名前の多さに驚きます。
厚さはもちろん織り方、肌触り、伸縮性のあるものなど幅広くあります。 私はいまだに裏地売り場に行くと迷うことが多いんです。 色は適当に決めるとしても、(表地が濃い目のときはそれよりも濃い目、薄いときはそれよりも薄目を目安にしています)表地にこの裏地が合うものかどうか・・・・・ ときには販売員に聞いたりします。
やはりポリエステルよりもキュプラです。 肌になじみがよく、さらっとしています。 キュプラはもともと綿から出来ているので。
着たときにひやっとした感じがするのはおそらくポリエステルだと思います。 夏はアンダードレスを薄手のキュプラで作っておくと便利です。
ファー使いの服
ここ数年、秋になるとファー使いの服に引き寄せられます。 今年流行しているレザーものよりもやっぱりファーのふわふわ感が好きです。 私自身ハードなイメージは似合わないと思っているので、生地売り場でも、このところ増えているレザーっぽい生地をしり目に、昔からあるファーの売り場に足が向いてしまいます。
数年前からフェイクファーが多く使われていましたが、今年は本物のファーを色鮮やかに染めたものが出まわっていて、一見しただけでは区別がつかなかったりします。
うさぎの毛皮もわりと安く買えるので、手作りの楽しみが増えました。
フェイクファーは裁つと毛がたくさん落ちるし、縫うときもき毛並みの方向に縫わないとずれてしまうなどむずかしい点もありますが、シンプルなデザインですてきな服ができます。 仕上がりがとても楽しみな生地でもあるのです。
ファーを使うときに、一番気にかけるのは毛足の方向です。 大抵は上から下に毛並みが流れる方向に裁つのが普通ですが、ときにはどっちの方向にしたらいいか迷うこともあります。 ボアなんかもその一種かもしれません。
コーデュロイや別珍などのように毛足が短いものは逆毛の状態で裁ちます。 毛並みの方向に上から下に裁つと光沢が出て、ちょっと地味な感じになってしまいます。 コーデュロイなどはカジュアルな服にすることが多いので逆毛で裁ちます。
ポケットをつけよう!
洋服を作るときにポイントとなる部分はいくつかあります。 襟、袖山、そしてポケットです。
ポケットは見た目と機能性も合わせて、とても重要視しています。 洋服全体のバランスを見ながら、つける位置、長さ、角度を決めます。 目立つところでもあるし、ハンカチやティッシュなど小物類を出し入れするため、しっかり縫い止めの補強などもしておきます。
作る順番でもまず最初に作らなければならない部分なので、ポケットを付け終わると、第1段階完了といった感じでほっとします。
ポケットの種類はたくさんあって、難しいものもあります。 つい面倒だから省いちゃおうなんて考えがちですが、普段着ほどポケットが必要なので、たいていの服に付けます。
スカートの脇など、目立たないところのポケットはとりあえず片側だけ付けるというときもあります。 (実は布が足りなかった、なんてこともあるんですけど。^^;)
スカートやズボンのポケットもないと不便に感じるときあるんです。 自転車や家の鍵、電車の切符などをちょっと入れるときに便利なんです。
でもジャケットのポケットのように見頃のダーツを縫い終わった後で、切りこみを入れなければならないようなときはかなり緊張します。 それも縫い終わりぎりぎりまで切りこみを入れないと表にひびいてしまうのです。 そのうえ生地が厚かったりすると四苦八苦します。 たかがポケット、されどポケットなのです。
こんなミシンが欲しい
今のところミシンは買ったばかりなので、当分買う予定はないのですが、こんなミシンがあったらいいな、を考えてみました。
ミシンは大きく分けて、家庭用ミシンと職業用ミシンがありますが、両方兼ね備えたミシンはありそうでないです。
今の家庭用ミシンはジグザグ縫いを始め、2重縫い、まつり縫い、ちょっとした飾り縫い、ボタンホールと実にさまざまな縫い方ができます。
職業用ミシンはがっちりしていて、本体が大きいため、大きなものや厚手のものものしっかり縫えます。 縫い目も確かです。 でも直線縫いしかできないんですね。 どうして職業用ミシンは洋裁をやっている人が欲しいと思うのに、直線縫いしかできないんでしょう。 フリーアームも使えないんですよー。 (できるのはシンガーだけとか。) 結局職業用ミシン1台では済まないことになります。 (ロックミシンは別として)
刺繍ミシンは一応なんでもできるようにできています。 でもコンピューターミシンなので、ここぞというとき、頼りにならないことがあります。 厚地の段差に弱いとか、目の詰まった堅い生地をガシガシ縫うことが苦手なのです。
結局、使う人が何を作るかによって、買うミシンも違ってくるということなんですが、昔のどっしりとした壊れにくいミシンが懐かしい・・・・なんて感じてるのは私だけ?
電動の家庭用ミシンで真中の空洞の部分がもうちょっと広いミシンがあったらなーというのが私個人の意見。 みなさんはどんなミシンが欲しいでしょうか。
洋裁材料はどこで買う?
園芸店と並んで私の好きなのが手芸屋さん。 何時間見ていても飽きません。
いつもじっくりと頭の中で作る洋服のデザインと照合しながら選んでます。 でも一度に材料を全部そろえるということはあまりしません。 後で買ったものとイメージが違ってきてしまうなんてこともあるんですよね。 わりとマメに買う方です。
私の場合、柄物を買うときは吉祥寺のコットンフィールド。 (ハギレのバーゲンの開店時はすごい人だかりで戦争のようだとか) よそいきのワンピースやスーツを作るときは日暮里のEleganceというように買う生地によって行くお店が違っていることが多いです。
でもトータルでよく買うのはなんと言っても池袋のキンカ堂でしょうか。 グリーンメイトカードも持ってます。(東京近辺の話題ですみません。)
レースやブレード、洋裁小物は新宿のオカダヤは品揃えが豊富でよく利用します。
洋裁関係はなんでも揃う日暮里繊維街は、1日たっぷり使って地図を片手にあちらこちらのお店を見て歩くのが楽しいです。 レース専門店のプレシューズもよく行くお店。 マニア的な服飾関係の学生や結婚式のドレスの材料を求めてやってきたおばさまをよく見かけます。
あとは近所の小さな手芸屋さん。 「ゴムが足りなかったー」とか「ボタンが今すぐ欲しい!」というときなどやっぱり近くにある手芸屋さんは一番役立っています。 何を買うでもなくふらーっとのぞいてみることが多いので、店員さんにも顔を覚えられてるかもしれません。
パターン作りは難しい?
パターンナーってパターンを作る仕事? デザイナーとは違うことは確か・・・ パターンイコール型紙でいいのかしら? (洋裁の専門家ではないので。(^^; 書く前に調べるべきですね。m(_ _)m
パターンは洋服を作るうえでで大切な土台になるわけで、これを失敗するとせっかく作ったのに、着てみたら変な形になっちゃったーということにもなりかねません。 それでパターンを作るときは3cmのものを5cmにしただけで微妙に違ってきてしまうので、よーく考えて作ります。
最初は市販の型紙を買ってみたり、子供服は雑誌の綴じ込み付録を移しとって使ってみたり。 (これって線はゴチャゴチャ重なっていて見にくいのですが、1枚の表裏に幾通りものパターンが詰め込まれているからお得なんです。)
私の普段のやり方は、自分のサイズの原型を厚紙で作っておき、それを元にパターンを作っています。
雑誌に載っている囲み式は楽だと言いますが、標準サイズの人はともかくそれ以外のサイズの人は手直ししなければいけませんよね。
あと市販のものは縫い代付きの型紙が主流なのでしょうか。 印を二重につけなくてはならないのでめんどうだとは思うのですが、縫うときに縫い代が正確な幅に裁断されている方が、きちんと仕上がることは間違いないでしょう。
それから一度使った型紙はどうしていますか? 生地を変えてもうひとつ作っちゃうとか。
私は使った型紙を切ったり付け足したりして、また別のデザインに生まれ変わらせてやってます。 同じものはあまり作りません。
最初のうち、くるくる巻いて取っておいた型紙もどんどんたまってしまうので、捨ててしまっています。
地直ししてますか?
地直し、これがまためんどうな作業です。 地直しってみなさんどうしているのでしょう。
生地屋さんで半分に折られて、きれいに巻かれている生地を見ると、せっかくこんなに平らになっているのに地直しなんかしたら余計よれたり、下手なアイロンがけでしわになってしまわないかなあ・・という不安もあります。
洋裁の本には切り端を今流行っているフリンジのように、糸を抜いて一直線にして、生地によって水に浸したり、霧吹きをした後ビニール袋に入れて一晩置く、そんなことが書かれています。 スチームアイロンも手軽な方法のひとつでしょう。
私はと言いますと、縮みそうな木綿やウールは一応地直ししていますが、多少縮んでも差し支えないようなデザインの時やポリエステル素材は地直ししないでそのまま裁ってしまっています。
要注意なのがインテリア生地として扱うような、ざっくりとした綿のジャガード織り。 これは絶対一度水洗いした方がいいと思います。
水で洗濯すると、ひどいときは15%も縮んでしまうことも。 カーペットカバー、カーテンでは元のサイズと違ってしまい、一生懸命アイロンがけして伸ばしても元通りにならないんです。 まあこういう場合はドライクリーニングに出すと割り切れば済むことなんですけどね。
ボタン派? それともファスナー派?
最近気がついたことなんですが、作っている洋服はボタン止めが多いですか、それともファスナー? どちらでしょう。
私の場合考えてみるとボタンが多いようです。 私の妹は昔洋裁を習っていたことがありますが、ボタンホールがめんどうでそういう服は作らないとのことでした。 そんなことを言ったらコンシールファスナー付けもけっこうめんどうですよね。 しっかりしつけはしなきゃいけないし、縫い終わってからファスナーを上げてみるとむし起こしができていなくてもう一度やり直しとか。
私はボタンホールもボタン付けもミシンでダダーとやる方が早いので楽だと思っています。
ただしジャケットやコートなどのよそいきのボタンホールは専門の業者に出しています。 これはでき上がって来ると惚れ惚れします。 (手作りの服が既製服のように一丁前に見えるからです。)
でも最近はこの加工をしてくれるところが少なくなって、はるばる遠くまで出しに行く手間がかかるんです。
でもファスナーに比べたらボタン選びって楽しいですよね。 ボタンひとつで洋服のイメージが変わりますから、買うときは慎重になります。
洋裁用語
作る手間ひまを考えたら、買ったほうが安い?
これはよく言われることです。 でもそれを言われると手作りする気も失せちゃいますよね。
確かに今は安くて材質もしっかりしたものが売られているので、カジュアルなものは特にそんな気もします。(ユニクロの進出が大きいかも)
子供服もうちは男の子なので、最近は活動的なカジュアルなものを買うようになってしまいました。
手作りの最大の利点はクチュール感覚の服が安くできるということだと思います。 こういう服をブティックで買えば何万円とかかります。 ブランドだとかデザイナーの知名度だとかそういうのが多分に含まれているわけですが。
街を歩いていて、すてきな洋服を見かけたとします。 でも買うとなると高くて手が出ません。 こんなとき、「よし、これと似たようなものを5千円で作ってやろう」と闘志が沸いてきます。 (最近はこんな元気もないんですけど)
シンプルなデザインだったら作った方が得策です。 しかも自分のサイズに合ったものができますから。
よそゆきの服やパーティに着る服などは手作りの腕の見せどころです。 がんばりましょう。
生地を買うのは、作るものを決めるより前? それとも後?
「気に入った生地を見つけると、とりあえず買っておくうちにダンボール箱一杯分ぐらいたまってしまった。」
こんな話をよく聞きます。 私はというと基本的に作るものを決めてから生地を買います。
生地に限らず、生活用品でも買いだめしない性分です。 (へんに潔癖症なんですね。(^^;)
それよりハギレはたまります。 たくさん余った生地はおそろいのものや小物など作ることもありますが、中途半端なハギレは捨てるのももったいような気がして、箱の中はいっぱいになっています。 (これらのハギレの1部分はHPのトップページに貼りつけられて日の目を見ていますが。)
生地を先に買いだめしておくことの欠点は、後で足りなくなって買い足そうと思ったときに、もう同じ生地が売っていないという事態に陥ることです。
作るものに必要な分量を見積もるのはむずかしく、今でも買うとき足りるかどうか不安になります。 足りなくてデザインを変更することもよくあることです。 特にコーデュロイなど毛足があるものや、方向性があるもの、大柄のチェック、模様合わせが必要なものは要注意です。 同じ方向にしか型紙が置けないこともあるため、生地も多めに見積もっておかないと足りなくなってしまうのです。